Papersong Bubbles

NARUT0のカカイル創作ブログ。

ようこそ、はたけ歯科へ(カカシサイド)

歯医者さん設定、書きやすくて昨日イルカサイドをUPしてからすぐにカカシサイドも終わりました。

3時間で上がるとか過去最短なんだけど!最短の理由はカカっさんのアホっぽさです。どう考えても読み進めていくたびに「こんな歯医者ヤダ、ってか人間としてアウト」って思われる可能性100%です。(特に隊長の扱いが最低…)軽く変態だから私も普通にヤです、ってかサクモさんが良いんだってばよ!

とりあえず、カカシさんが変態ゲス歯科医でも隊長が不憫でも現代パロでもOKの方だけ以下から本文どうぞ―♥

 

Side K


「先輩、さっきの一体何ですか?普通あえて翌日に消毒とかしませんよね」
「別に良いじゃない。明日は午前中しか診察しないし予約も2件だけでしょ。大体お前もともと休みじゃない。部外者は黙ってキリキリ働きなさいよ」
「大体あのタイミングでマスク取って素顔出すとか、ホントゲスいって言うか、やらしいっすよね。」
「俺の真心と誠意をこめた挨拶に何ケチつけてくれてんのよ、まったく」

いつもの無表情な顔に『胡散臭い』と書いてあるけど、ムカつくから無視して、さっきまで診察台の上で震えてた患者のカルテを手に取った。今日取ったレントゲン内容を貼り付けて、受診履歴には診察後すぐに抜歯内容を書き込んである。詳しい内容は診察をしながらパソコンにデータを落とし込んでいるが、昔からの紙媒体のカルテを大事にする父さんの主義でどちらも併用している。

『氏名;うみのイルカ、年齢;24歳、生年月日;○年5月26日生まれ、勤務先;市立木ノ葉小学校、住所;市内木ノ葉町3-2又旅ハイツ2-103、連絡先;○○○-○○○-○○○○」

表紙に記載された個人情報に目を通すと、随分近くの住所を見つけて嬉しさに口角が上がる。そんな俺の背後からテンゾウが「この医院から犯罪者が出ると、僕の職がなくなって困るんですけどぉ」とか遠回しに生意気なことを言って来たので、蹴りを入れてやった。犯罪者だなんて失礼極まりない。俺ほど優秀な歯科医はナカナカいないのよ?はたけ歯科の評判は俺が歯科先進国での2年間の実習から戻ってきて益々鰻上りじゃないの、全く。


さっきまで親不知の抜歯を涙を流しながら頑張ってたイルカさんがお勘定を終える前に慌てて受付に行って挨拶をしたから、診察台に戻ると使い終わった器具の片付けがまだ残っていた。

そして、その傍らには抜いたばかりの、親不知が1本。

あ、ヤバい今一瞬冗談抜きで犯罪者スレスレのこと思いついたんだけど、そっそれは歯科医としてというか、人間として終わってる気がするから、綺麗に洗って保管だけにしておこう。

「うわ、マジで犯罪目撃なんスけど」
「…うるさい…」
「何なんスか?あのうみのさんって人がどうかしたんですか?」
「うるさい、覗き魔、ムッツリ悶々丸、殺すってか死ね、勝手に死ね」
「機嫌悪いなぁ、何イライラ悶々してんだか」
「お前さ、少しは先輩を敬うって気はない訳なの?」
「いや仕事のできる先輩ならともかく、犯罪者はちょっと」
「大学構内で酔っぱらってチンコに麻酔したことがあるド変態には言われたくないんだけど」

心底ムカつくから肘鉄しながら必殺技をかましたら、やっと黙った。もう何年も前のことなのに、酒の席での若気の至りと言うにはバカすぎる悪ふざけを持ち出すと必ず落ち込む後輩は、ある意味素直な奴だと感心する。バカ記念に赤ら顔の股間丸出し証拠写真を撮ってあるものの別にどうするつもりもない、ただのネタでしょうが。

どっちかってと、当時本気で落ち込んだテンゾに『包茎手術する時もチンコ麻酔するから同じじゃん』って言ったら『包茎じゃありませんっっ』と泣きながら叫んでた方が面白いんだけど。あ、それはそれで携帯で録画してあって、これも笑える。そんなテンゾは歯科医としての腕だけは良いから、同じ某国の研修機関での勤務期間を終えると同時に実家のはたけ歯科に引き込んだのは本当に正解だった。

「まぁ僕には関係ないですけど、そのうみのさんって人、サクモ先生と親しいんですかね?」
「…!そうだよ、お前の麻酔チンコなんてどうでもいいんだった!父さーん、いま暇ー?ちょっと聞きたいことがあるんだけどー!」
「先輩…もうそれは勘弁してください…」


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最初は診察室で不安そうな顔を見かけて少し気になった。

レントゲンを撮ると自己申告通りの親不知が問題で、位置と角度的に抜いた方が良いかな?なんて思って診察台に乗った彼に目をやると、可哀想なぐらいに怯えてる。なんか殉教者って感じ?凄い悲壮感だけど、たかが抜歯じゃない?そんなに怖がることないのに…と慰めたい優し~い気持ちと同時に、その黒い目が揺れるのを見て、ちょっとイジメたくなっちゃったんだよね。

単なる口内のチェックの段階でさえも、最初は口を閉じようとするし、目を閉じて震えてる姿がたまんない。まだ電動の器具なんか使ってないでしょ?そんなに怯えないでよ。時間をかけてゆっくりと歯列をなぞって歯茎なんかを触診してたら、飲み込めない唾液がたまって来て苦しそう。時々薄目を開けては怖いのかギュッとすぐにつむってしまう。

 

もう20も過ぎた男でこんな怯え方マズイよ、ほんとマズイ、可愛くってゾクゾクすんだけど。無性に楽しくなってきたところで、彼の方は限界だったのか助けを求めて彷徨わせた手が俺の腿に軽く当たった。あーあ、どーしよーね、コレ。

普通は初診で口内のチェックをして日を改めて抜歯の準備を整えるんだけど、よく考えたら次の診察ん時に俺が担当するか分からないじゃない。そんなの冗談じゃないね、彼の口をチェックするのも処置するのも俺だけじゃないとちっとも楽しくない。ちょっと強引に「今日しませんか?」と言葉を変え手を変え誘うと目を閉じて小さく頷いたイルカさん。あーホントどうしてくれようね!何かこう、滾ってくるもんがあるよ、アンタ。


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抜歯処置はドキドキというか、なんだ?こうムラムラした。あーっ正直メッチャムラムラしたっ。処置前の口内チェックなんか目じゃない怯えっぷりが可愛くて仕方がない。助けを求める右手には気が付いてたものの、無視してちょっと進めてみたら目尻から涙がこぼれちゃったよ。ホント可愛い。可愛いけど可哀想だから休憩ね。口の中から電動のタービン器具を取り出すとあからさまにほっとしたようだった。

ほっとしたのもつかの間、テンゾがバキュームを無言でイルカさんの口に突っ込んだ。もちろん真顔で。時々こいつがドSだと思う瞬間があるんだけど、患者相手に何やってんの。しかも無意識なんだろうなぁ、真正だから。あーあ、目を見開いてびっくりしちゃってるよ、可哀想に。

処置自体は肩に力が入ってるけど、恐怖と緊張だけであまり痛みは感じてないようで良かった。怯えてる姿は可愛いけど、本当に痛いのは可哀想だもんね。先端を付け替え終えてタービンを回すと、口に入れる前から電動音にイルカさんはまた身をこわばらせてしまった。


「…ん、…んぐ」
今まで患者のことをエロい目で見たことなかったけど、この人ホントにヤバいわ。抜歯作業自体は慎重に丁寧にしましたよ、俺もプロですから。でもプロだからこそある程度余裕があって、目の前数十センチで涙をためて悶える姿とか堪能しちゃった。時々漏れるうめき声も、なーんかエロく感じられるから不思議だなぁ。あ、親不知は少し歯茎を切開した後に削って器具で押し上げるとテコの原理であっけなくグラグラし始めた。

何度も無意識に口を閉じようとするイルカさんに「もう少しですよー」とか「あとちょっとだけ頑張ってー」とか話しかけると、涙を目尻から流したまま小さく頷く。あーヤバい超ド級にヤバいよ、軽く勃起しそうだけど落ち着け俺。

よく見ると俺の声に落ち着くのか、声をかけるたびに一瞬イルカさんの肩の力が抜ける。頼られちゃってんじゃん俺、うわーホントヤバい。あともう少し、最後に押し上げると親不知はポロっと歯茎から零れ落ちて頬の肉に転がった。緊張しすぎて気が付いてないイルカさんに抜歯が終わったことを話しかけると、涙を睫毛に付けたまま、うつろな視線を俺の顔に投げかけて来た。

「綺麗に抜けましたよ」
「ふぁあ」
まだ意識半分な様子だけど、一応は安心したらしく頬を赤くしながら、ほっと息を吐いた。あーゴメンね、まだこれから縫わなきゃいけないんだけど全部終わったと勘違いしてるっぽい。

案の定「歯茎を縫う」と言ったら眉を寄せて「終わったんじゃねーのかよっ」と不服が顔一面に現れてた。分かりやす過ぎデショ。最後にもう一度口を開いてもらって歯肉に針を通して縫うと、意外にも大人しく終わった。やっぱり研磨のタービン音が苦手なんだろうなぁこの人。

 

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あー今まで患者は患者として割り切ってきたし、歯科は仕事でしかなかったんだけど、本当にエロくて可愛くて楽しかったなぁ。仲良くなりたくて普通はよっぽどの場合じゃないとしない消毒と事後診察と称して、翌日も来てもらった。アフターフォローですし?無料ですよ?ぶっちゃけ俺の楽しみのためだもん。

父さんは裏の母屋にいるけど、出勤すんの俺だけだし誰にも迷惑掛かんないから良くない?やって来たイルカさんは、抜歯と言う大仕事の後で昨日ほどは緊張してないようだった。

まぁ消毒だけだし電動器具は使わないもんね。怯える姿が見られなくて残念なんて、ちょっとサド入っちゃった。処置中は相変わらず目を瞑ってるから、可愛さに我慢できなくて勝手に軽くデコチューしたけど100%気が付いてないと思う。

処置中はこの体を好き勝手し放題だな…なんて一瞬お気に入りのエロ小説のようなことを1人で勝手に妄想してたら、処置台でセックスとか、椅子めっちゃ倒してライトを大事なトコに当ててみるとか、唾液取るバキュームでアレ吸ってみるとか、器具を先っぽに差して引っ掻いてみるとか色々思いついて、ちょっと半勃ちになっちゃった。今日テンゾがいたらまた犯罪者とかうるさいんだろうな、マジ、イルカさんと2人きりで良かったわ。

「ハイ、腫れもありませんし問題ありませんよ」
「はぁ」
「昨日の今日でまだ歯茎がくっ付いてないから歯磨きに気を付けてくださいね。歯磨きの後はうがい薬を使ってください、消毒になるんで。来週の土曜日に抜糸になりますが、これはすぐ終わりますんで心配しないでください」
「…良かった。あ、ありがとうございます」

 

小学校の先生のイルカさんには検診でお世話になるって口実で、これから仲良くなりたいなぁと色んな事を話しかけた。診察室に他に人がいないのも手伝ってか、昨日より格段にリラックスしたようで笑顔も見せてくれるイルカさん。だいぶ嵌っちゃってる気がするなー俺。
「あの、サクモ先生にもよろしくお伝えください」

って良い気分でいたら可愛い笑顔のまま父さんのことを持ち出して来るんだ、ふーん。そうは問屋が卸すかよ、アンタはもう俺が担当なーの。
「あー分かりました。まあイルカさんの診察はこれからもなるべく俺が担当したいんですけどね」
「え、はぁ、えっと」
何でちょっと困ってる風なのよ、落ち込むんだけど。

「サクモ先生もめっちゃ紳士で格好良いけど、カカシ先生も凄く格好良いから、あんまり大口開けてバカっぽい顔見られると俺ばっか恥ずかしいっていうかなんて言うか。あ、でも、えっと…ありがとうございます」
うわー惚れてまうやろーってヤツ!胸の動悸がハンパないからあんまり可愛いこと言わないでほしいわ。いや、やっぱ可愛いから言って欲しいわ。ん?どっちだ?頭廻んなくてバカになりそう。

「えっと、また来週の土曜日ですね」
「はい、お待ちしております。気をつけて帰ってくださいね」
「はははっ、こっから歩いて5分の所なんで大丈夫ですよ、ありがとうございましたぁ」

ポーンと音を立てて自動ドアが開くと、イルカさんは帰って行った。そうだよ、近くに住んでるんだった。父さんも時々会うって言ってたじゃないか、あー仲良くなるのに近所ってなかなかポイント高いよな。住所の名前はアパートっぽかったけど1人住まいだよな?たぶん。


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「あ、カカシ先生、こんばんは!」
「あれイルカさん、夕食の買い出しですか?」
父さんの言う通りイルカさんは時々うちの近くにあるスーパーで買い物をしているようで、ある日偶然と言うか必然?運命?スーパーで見かけると、向こうから話しかけてくれた。

実家に帰って働き始めてからは、父さんと週の当番制で食事と洗濯掃除と担当しあっている。近所のスーパーで2日に1回チマチマと買い物する父さんに比べて、俺は今まで週に1回だけ車で隣の市にある大型のショッピングモールに行き、日用品と共に食料品をまとめて買い置きする派だった。

それが父さんのイルカさん情報を得てからはというと、ちょっと面倒だったけど、仕事終わりや空き時間に近所のスーパーに行ってはイルカさんがいないか探した。3日目にテンゾが「ストーカーって犯罪なんですよ」とか言って来たからムカついて、その日の買い物を押し付けたら「うみのさん見かけましたよ」と目撃情報と共に帰ってきやがった。本当にムカつくんだけど。


どうやら小学校の仕事を終えた後の6時から7時台にスーパーに出没するらしいと、野生動物の観察成果のようなデータを基に2日スーパーに出入りしていたら案の定、罠にかかったという次第だ。

「イルカさん、何買うんですか?」
「え?俺ですか?ははっ特売の豚肉で野菜炒めですよ。きゅうりを浅漬けにして、あとは味噌汁ですかね?おかげさまで歯の調子も良いんで、最初はうどんとか食べてたんですけど、今はちょっと歯ごたえがあるものが恋しくて」

明日には抜糸が控えているというのに、もう抜歯というステージをクリアしたからか大分リラックスしたようで、逆に積極的に話しかけてくれた。小学校の先生だというくらいだから本当はこんな風に明るく元気な性格なんだろうな。

「カカシ先生は晩飯に何買うんですか?」
「うちも野菜買って、夏野菜でパスタにでもしよーかなーと思って」
いや、適当なんだけど。簡単な料理と言うとパスタがすぐに思い浮かんで答えたけど、本当はさっぱりした和食の方が好きで、イルカさんの和風なメニューにまた好感が上がった。
「あっ!それだったら今日はナスが安いですよ!俺も浅漬けと味噌汁にするつもりでホラ!ね?こんなに入って150円なんですよっ」

ニコニコとナスの袋を見せてくれるイルカさんの『茄子の味噌汁』って言葉にニヤついた。もう俺の好物じゃん!何これ運命デショ?運命!ってお買い得だけど、そんなにいっぱいナス食べるの?まさか独り者だと思ってたのは勘違いで一緒に住んでるやつがいるとかだったらどうしよう…。あー凹むんだけど。

「それ全部1人で食べるの?」
「あー…そうなんですよね。この辺は家族で住んでる人が多いからこれもココにファミリーサイズとか書いてあるんですよ。かと言ってバラで買うのは割高で手が出せないし、俺1人には多くていつも最後は漬物になっちゃうんです」
「そうなんだ、家も父さんと俺の2人だけだから家でもそのファミリーサイズは大きすぎるかもねぇ」
「!…カカシ先生がもし宜しかったら、半分このナス引き取ってくださいませんか?そしたら折角の新鮮な野菜をダメにしないで済みますし」
「いいんですか?何か気を遣わせてしまってすみません。お代は払わせてくださいね」
「いいんですよっ大したものでもないし、カカシ先生にはお世話になったから」
わー天使すぎて手が出しにくいんだけど。いや出すけどね、そんな優しさなんか見せられた日には付け入るしかないじゃない。

「そんな俺の方こそイルカさんと知り合えて本当に良かったって言うか。あ、もし宜しかったら今度一緒に飯でも食いに行きませんか?」
「え?」
「俺、産まれも育ちもこの街だけど大学以降は都心にいたからここに帰ってくるの久しぶりで、昔の知り合いなんかはやっぱり引っ越してるんですよね。だから同年代のイルカさんとはこう、なんてか親しくなれたら嬉しいなーとか思ってるんですが」
「あ、そうなんですね。もちろんです、俺は逆に勤め始めてからここに住んでるんで知り合いやっぱり少なくて…、カカシ先生にそう言って頂けるなんて俺も嬉しいです」

っしゃー!こう友達アピールしておいて次の飯約束もGETだーよ。あー超ツイてるなぁー。両想いだからもうストーカーでも犯罪者でもないんだよ、テンゾのバカめ!アイツも友達少ないから帰ったら自慢してやろうかな。

 

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スーパーでの会計の後にビニール袋へ買い物を詰め込む段階で、イルカさんはナスの袋を開けて半分を俺に渡してくれた。可愛い顔になごみながらスーパーを後にすると、どうやら帰り道も一緒の方向で、俺がいつも歩く道から一本脇にそれたところにイルカさんのアパートはあった。

「話し込んでしまって、うちの方に来てしまいましたねっスイマセン!」
「良いんですよー、あれ?どれがイルカさんのお部屋ですか?」
「あ、1階の左端の3号室です。もし良かったら上がられます?」
「え?」
「って冷凍のお買い物もあるし、サクモ先生もきっと待ってらっしゃいますよね。でももし今度時間がある時には寄って行ってください」
「そ、そうですね。きっとまたスーパーでもうちでもお会いできるし、是非また今度お邪魔しに来ますよ。あ、明日の抜糸、朝の10時ですので忘れずに来てくださいね。忘れたら俺イルカさんのこと起こしにお邪魔しますから」
「はは!大丈夫ですよー!ちゃんと抜糸してもらいに伺います。じゃ、今日はありがとうございました。帰り道お気をつけて」

バイバイと軽く手を振ってアパートの一室に入っていくイルカさんを見届けてからはたけ歯科への帰路へ着いた。って言っても家まで歩って5分足らずなんだけど。

あー今日1日楽しかったなぁー。明日は抜糸かー。歯磨き上手で歯垢もないキレイな口内のイルカさんだから、うちの歯科に来ることはあんまりなさそうだけど、何とか理由を作って仲良くして、あわよくばいつか診察台エッチの妄想を現実にしたいもんだよなぁ。こういうもんは想像力が案外モノを言うから今のうちからエロ妄想でトレーニングしておかないと。


愛蔵のエロ小説のタイトルを思い出しながらはたけ歯科へ足を進めるカカシ。その妄想が現実となる日は来るのか?近いうちには来ないにしろ、イルカさんからの感触はナカナカ好感度がありそうだと、野生動物のような脳内観察日記に1文加えたカカシであった。